女子高生が困っている人のために駅で傘を貸し出した結果wwwww
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女子高生が困っている人のために駅で傘を貸し出した結果wwwww
この梅雨空の下、女子校名の入った千本もの傘はどこで眠っているのか。福井市の仁愛女子高が
10年前から続けた傘の無料貸し出し活動「愛の傘」を終えることになった。借りたまま返さない人が多すぎた▼
2007年夏、突然の雨でずぶぬれになったお年寄りを見た生徒の声で始まった。生徒会のボランティア委員会が
駅などに200本を置いた。「お戻し下さい」と明記したが、1カ月後には9割が戻らず、生徒たちを落胆させた▼
慈善団体の国際ソロプチミスト福井などから支援を受けて補充した。赤や黄、緑など目立つ色に変えて、返却先を
記したメモを付けた。善意に訴えるポスターも作ったが、返却率は上がらない▼
顧問の奥出(おくで)雅文教諭(38)によると、「これほど持ち去られては意味がない」という声が徐々に強まった。
費用もかさみ、震災支援などほかの活動も忙しくなったため、「愛の傘」は10年を区切りに幕をおろすことになった。
累積1100本に達した▼
最後の60本を今月、駅やホールへ運んだ竹内莉李香(りりか)さん(17)は「あきらめました」と言いつつも残念そう。
「傘のことだけで言うなら、人の性善説よりも性悪説の方があてはまる気がします」▼
思えば傘は気の毒な道具である。しばしば持ち主に忘れられ、しばしば他人に持ち去られる。「天下の回り物」と
言ってはばからない非常識な人もいる。〈結局は傘は傘にて傘以上の傘はいまだに発明されず〉奥村晃作。
何か傘の立場を向上させる妙案はないものか。
引用元: ・女子高生「困っている人のために駅で傘を貸し出そう!」 → 9割が戻らず人間不信に