【キャリア】高級クラブのママが語る出世する男の特徴 [無断転載禁止]©2ch.net
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【キャリア】高級クラブのママが語る出世する男の特徴 [無断転載禁止]©2ch.net
出世する男の会話や振る舞いは何が違うのか
大阪・北新地の社交料飲協会が35年ぶりに復刊し、加盟店に配った「ホステス心得帖─おもてなしの条件─」には、こんな処世訓が100以上収められている。
北新地は、東の銀座と並び西を代表する歓楽街。銀座同様、高級クラブが軒を連ね、政財界や芸能人、
プロのスポーツ選手が親交を深めたり、情報を交換したりする大阪の夜の“サロン”の場だ。この夜の社交場の作法は、
会社員の立ち居振る舞いに通じることも多いとあって、加盟店以外の一般企業などから「ホステス心得帖」についての問い合わせが殺到している。
中小企業の経営者や大手企業の幹部から、「基本的なことが、これだけ凝縮されたものは見たことがない」「社員研修にぜひ使いたい」
「営業の基本姿勢に通じる。うちの営業マンに読ませたい」などの声が協会に届いているという。中国地方の主婦からは
「マナー講座のテキストにしたい」という問い合わせもあった。
「心得帖の内容は、いつの時代でも通じる基本。接客はお客様への感謝から始まることを学んでもらいたい」と、
復刊の狙いを話す協会副理事長の山名和枝氏は、北新地広しといえども並ぶ者のない約50年の歴史を持つ「クラブ山名」の名物ママだ。
北新地には、「ホステスたちに言動を見つめられることによって、男は磨かれ、育っていく」という要素もあるといわれる。この道56年、これまで政財界など各界の著名人を接客し、彼らの会話や振る舞いを見つめてきた山名ママに、「できる男」の条件とはどんなものなのか語ってもらった。
(以下抜粋)
できる男の人は酒を飲んでも、決して酒に飲まれません。酒を飲んでいない普段の状態のときにどんなに紳士的でステキな人でも、
お酒を飲んで豹変するような方は、人の上には立てないでしょう。お酒を飲んで大騒ぎをしたり、
他のお客様の迷惑になることをしたりするのは、店にとって本当に困ったことです。クラブは社交の場ですから、
「お酒の上のことだから」などという言い訳はありえないことですね。お酒の飲み方にも品性があらわれるものです。
お酒を飲んで人の悪口を言ったり、愚痴をこぼしたりするのも避けるべきです。お酒の席では、日ごろの愚痴が口をついて出てきてしまうものですが、
やはり表の顔を見せるのがクラブです。よそいきの顔をしながらどれだけ面白く遊べるかも、男
の器量のひとつなのです。こういう店で素を出すべきではありません。それができない人は、
野暮だと言われてしまいます。当店にいらっしゃる方には、愚痴や悪口を言われるような方はまずいらっしゃいませんね。
できる男の人のお酒の飲み方として共通しているのは、潔さです。高級クラブだけに値段がそこそこ高いのは事実です。
元を取ろうと長い時間粘りたくなる気持ちもわかりますが、できる男の人は長居をされません。「値段」ではなく「時間」を大切にされるからです。
特にお店が混んでいるときには、次の人に席を空けてあげる粋な飲み方というのは、店にとっては一番嬉しいことです。
「いらっしゃいませ」と私たちが声を出すと、お店に入ってきた人を見て、「ほな、帰ろか」と言ってくださる。
狭い店では、お客様のそういう心遣いがとてもありがたいものなんです。
なんといってもお客様に対する評価が出るのは、どうしてもお勘定の払い方になります。今では、クレジットカードの支払いが
主流になりましたが、かつてはキャッシュかツケ払いでした。お勘定はツケ払いよりもキャッシュのほうが喜ばれると言われますが、
しっかりしたお店では、必ずしもそうではありません。
キャッシュ払いだと、その人の足跡が残りませんから、店からすると、どのような方なのか理解しにくくなるのです。
ツケにしてあれば、支払いを記したノートを繰れば、「この人は若いのに実に几帳面に勘定を払ってくださる」などすぐにわかります。
そうなれば、店に他のお仲間とお見えになっても、「いらっしゃい」と迎える女の子の声にも力が入るものです。つまり、ツケのほうが店に対して
信用がつくということなんです。いずれにしろ、仕事のできる男性はおカネにきれいで、ホステスにもて、品格、気遣い、
優しさが半端ではなく、人を引きつける魅力にあふれていらっしゃいます。
引用元: ・【キャリア】高級クラブのママが語る出世する男の特徴 [無断転載禁止]©2ch.net