ウクライナ政府、チェルノブイリ原発事故の避難地域に世界最大規模の太陽光発電所を建設へ!!
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ウクライナ政府、チェルノブイリ原発事故の避難地域に世界最大規模の太陽光発電所を建設へ!!
太陽光発電所を建設する方向で、関連機関と交渉入りを開始したことが29日、The Guardianの報道で明らかとなった。
チェルノブイリ原発の周辺には、1000キロ平方に及ぶ避難地域が設定されており、事故後30年を経過した今でも
高い放射線レベルを示しているため、これらの地域は利用がされず無人地域として放置された状態が続いてきた。
一方、チェルノブイリ原発そのものは、事故が発生した4号機を除く1~3号機は、2000年12月まで稼働を続けてきた
こともあり、チェルノブイリには、高圧電線の送電網がそのままの形で残された状態のままとなっている。
一方、ウクライナは、チェルノブイリ原発運転停止の影響を受けて、今世紀に入ってからは深刻な電力不足が続いている。
ウクライナ政府は、広大な土地をほとんどただ同然で入手が可能で尚且つ、チェルノブイリ原発の送電網を利用することが
できるという、チェルノブイリ原発避難地域の利点を最大に活かすことで、ここに世界最大規模の太陽光発電所を設置し、
チェルノブイリ原発避難地域の有効活用を図ると同時に、電力不足の解消も図るという一石二鳥を見込んでいる。
ウクライナ政府では既に、建設に必要な資金調達のために欧州復興開発銀行(EBRD)にこの計画を打診。
EBRDも前向きな検討を開始した模様となる。
http://business.newsln.jp/news/201608011020590000.html
引用元: ・【国際】ウクライナ政府、チェルノブイリ原発事故の避難地域に世界最大規模の太陽光発電所を建設へ