【画像】デンマークで焦げて捨てられた3000年前のチーズが発見される・・・
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【画像】デンマークで焦げて捨てられた3000年前のチーズが発見される・・・
2016年09月19日 18:15 by A.C.
焦げた状態で発見された3000年前のチーズ(出典:http://sciencenordic.com)
料理の最中に電話を受け、話に夢中になっているうちに鍋を焦がしてしまった、そんな経験はないだろうか?
このたびデンマークで発見されたのは、焦げて鍋に入ったまま放置されたチーズ。それも3000年前に作られたものであることが判明し話題になっている。
3000年前に作られたと思われるチーズが入った土鍋は、デンマーク中央ユラン地域にあるシルケボー近くの発掘作業現場で考古学者によって発見された。
シルケボー博物館館長で考古学者のカイ・ラムッセン(Kaj Rasmussen)氏は「土鍋に黒や茶色の物体がこびりついて残っている場合、とうもろこしや種であることがほとんどです。
しかし今回鍋に残っていたのは白っぽい黄色の塊でした。こんなものは見たことがありませんからね。興奮しましたよ」と語っている。
デンマーク国立博物館の専門家に分析を依頼した結果、牛の乳に酵素を作用させてできる凝固物“カード”である可能性が高いことがわかった。
普通のチーズと違って、乳清(ホエー)にミルクを混ぜ沸騰させて作られる硬質チーズ(ハードタイプ)のもので、キャラメルのような塊になるという。
ラムッセンさんは「ノルウェーのホエーチーズと一緒です。加熱した際に焦がしてしまったのでしょう。
それも半端なく焦げていますから、臭いも相当きつかったに違いありません。誰にも知られたくなくて捨てたのかもしれませんね」と想像を膨らませる。
ホエーチーズは濃厚な味わいと独特の甘みが特徴で人気があるという。ゴミとして捨てられたものが3000年後に注目を集めることになろうとは、チーズを作った本人は思いもよらなかったことであろう。
出典:http://sciencenordic.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
http://japan.techinsight.jp/2016/09/ac09190943.html
引用元: ・【国際】 3000年前のチーズ発見 焦げて捨てられたか(デンマーク)